才能とは
自分の個性を大切にしてはじめて
みつけられるものかもしれません。
以前の私は、
自分にはない能力や才能を
人のなかにみつけると
うらやましく思っていました。
人と自分をくらべ
私にはなにも才能なんてない
神様は不公平だ
と思っていました。
ある日、友だちと食事をしていたとき
「あなたはこだわりが強すぎる」
といわれたことがありました。
どんな会話をしていたのか
忘れてしまいましたが、
そういわれ、落ちこんでしまいました。
こだわりが強いということは
めんどい人だと思われている…
融通のきかない人だと思われている…
私はそうとらえてしまったのです。
それから数年たった今
自分でも思います。
私はこだわりが強い
絵を描きながら
少しでも気になる部分があれば
何度も何度も描きなおし色をかさねる
絵が完成したあとも
こころがひっかかるところはないか
何度も何度も絵をみかえす
こだわりは
絵を描く私には大切で必要な個性
この世界で人はみな
命をあたえられ
死をむかえます。
永遠の命はありません。
不公平なことなんてない
ひとりひとりが
それぞれの個性をあたえられています。
不公平なことなんてない。
それぞれの個性は才能とつながり
そして自分と才能が一体となっていく。
才能とは
自分の個性を大切にしてはじめて
みつけられるのかもしれない。
そして個性を追求していくと
さらに才能は無限の可能性になる。
人と自分をくらべる必要なんてない。
みんな個性的であり
それは才能なのだから。