ご依頼のあった『絵』が完成し
先週、依頼者様に直接お会いし
納品してきました。
この瞬間はいつもドキドキします。
気に入ってもらえるだろうか
そして少し寂しい気持ちもあります。
子どもをお嫁にだすときの親の気持ちは
こんな気持ちなのかな
と思います。
この納品した『絵』の額縁は
私の知人が作った額縁で
最初で最後の作品でした。
知人は木をあつかった仕事をしているので
木の知識は豊富。
そして木をつかった物作りに関しては
実際に工場をもち
仕事としてされているため
私はこの方に無理をいい
額縁をお願いしました。
『絵』は額縁との相性があります。
今回の『絵』は
自然を描いたもの。
そのため私は、自然を知り
いつも木にふれている方に
額縁制作をお願いしたかったのです。
完成した額縁は
ほのかにヒノキの香りが漂い
私の描いた『絵』の世界へ
いざなってくれていました。
依頼者様はとても気に入って下さり
早速自宅の壁に飾ってくれました。
『絵』は不思議なものです。
私は絵を描く仕事をするまで
自宅に『絵』をかざったことは
ありませんでした。
でも絵を描く仕事をするようになり
『絵』はなくてはならないものになりました。
ふだんの生活のなかに
『絵』はあふれています。
お札や本のイラスト、タオルの模様
服やカーテン、枕カバー…
生活の中になくてはならないもの。
『絵』は潜在意識に刻みこまれます。
いつもみているものだからこそ
お気に入りの絵や柄、色に
かこまれることが
しあわせをもたらしてくれるのです。
だからこそ私は
『絵』を描くことを選び
『絵』を描いていくのです。
しあわせの波動を描くことで
少しでも多くの人の明るい未来に
貢献できるような
そんな気持ちになるのです。